株式会社新生銀行(しんせいぎんこう、Shinsei Bank, Limited)は日本の普通銀行の一つで、本店は東京都中央区にあります。

【歴史】

1998年10月に、経営破綻し一時国有となった日本長期信用銀行が、2000年3月、アメリカや他国の銀行らから成る投資組合「ニューLTCBパートナーズ」(New LTCB Partners CV)に10億円で売却されました。同年6月に「新生銀行」に改称され、代表取締役会長兼社長にエクソンモービルやシティバンクで日本代表を務めた八城政基が就任しました。現在はリテール業務の充実を図りつつ、投資銀行業務などを軸に業務展開を行っています。

【ATMの無休化、手数料無料化を他行に先駆けて実施】

新生銀行は、ATMの365日24時間営業化および窓口営業時間の延長、インターネットバンキングでの振込手数料の無料化を他行に先駆けて取り入れた銀行として有名です。また、2014年9月10日にセブン銀行が新生銀行の35店舗内のATM全76台の運営業務を受託し、2017年6月23日までに新生銀行が自行で設置するATMは0台となりました。

新生銀行の取引に対応しているATMの台数は、100,000台以上もあり、ゆうちょ銀行や主要コンビニATM(セブン銀行・イーネット・ローソンATM)でも利用可能です。手数料も預金残高によっては無料(預金残高200万円以上の人は顧客ステージが「新生プラチナ」、「新生ゴールド」となり、ATM利用料が常時無料)になるので、メガバンクと比較してもATMは非常に利用しやすい銀行と言えるでしょう。

【外貨と円をまとめて管理できる新生総合口座パワーフレックス】

新生銀行では、「新生総合口座パワーフレックス」という、外貨預金と円預金を同一口座で管理できるサービスを提供しています。元々は円預金しか必要がなくても、後々に外貨口座が必要になった場合に、追加手続きをすることなくすぐに外貨預金を始められます。また、公式サイトでも、外貨に関する情報を丁寧に説明しており、外貨運用が初めての人にも親切な印象です。

【資産運用初心者に親切】

新生銀行は前述の外貨運用以外の資産運用についても、サポートが充実しています。運用に付随する様々な手続きも、ネット上で便利に済ませられます。